1953-08-03 第16回国会 参議院 本会議 第32号
即ち、この法律によつて整備の対象として考えられておりまするのは、農業協同組合連合会、森林組合連合会及び漁業協同組合連合会等で、目下再建整備の過程にあるものを初め事業不振のものでありまして、これらの連合会は系統金融機関と協議して整備計画を立てるのであります。
即ち、この法律によつて整備の対象として考えられておりまするのは、農業協同組合連合会、森林組合連合会及び漁業協同組合連合会等で、目下再建整備の過程にあるものを初め事業不振のものでありまして、これらの連合会は系統金融機関と協議して整備計画を立てるのであります。
只今の報告によつて見まするというと、目下再建整備の実施の状況を勘案しつつ、今後の具体的施策については慎重考慮中であるということであるのであります。そこでこれについて、政府において再建整備の実施の状況を勘案いたしまして、現在までのところではどういうふうな見解と見通しを持つておられるのであるか、この点お伺いしたいのであります。
この商業資本に対抗して農家の利益を守るものは、農業協同組合を中心とする共同販売の機能でありますが、農協は、残念ながら、周知のごとく結成日なお浅く、しかも打続く赤字打開のために、目下再建整備の努力が展開されておる実情でありまして、勢い商業資本の暴威を許す結果となり、麦製品の価格の高騰に比べて、農家の手取りはそれほど期待できないということは明らかであるといわなければなりません。
それからさらにもう少し違つた救済方法はないかというお話でございますが、たとえば農業協同組合の場合でございますと、一昨年あたりから大分欠損を生じておるものが多いようでございまして、目下再建整備の計画が進んでおるようでございます。
生命保險中央會及び損害保險中央會は、金融機關再建の整備法の對象である金融機關に含まれて、目下再建整備の途上にあるわけでありますが、この法律案を實施することによりまして、この兩中央會はその再建整備のわくから除外する結果になるように考えられますが、そうなるのでありましようかどうか、お伺いしたいのであります。